日本語
2024年07月22日(月)
- 低廉
- 国立大学協会は「地域性、経済性からみた機会均等を維持する役割を果たしており、できるだけ低廉であることが望ましい」としてきた。
- 『日本経済新聞』p. 3「きょうのことば 国立大の授業料」
- 金額が安いこと。
- 深耕
- 世界の旅行市場を二分するエアバスとの関係の深耕は、商機拡大の面で日本の航空産業にとって意義が大きい。
- 『日本経済新聞』p. 1「三菱重工、エアバスに部品」
- 深く耕すこと。深い関係を構築すること。
- 白象
- 「白い象(無用の長物)をつくる時代は終わった」
- 『日本経済新聞』p. 2「レガシーか白い象か」
- めずらしいが、役に立たず、維持するのにお金がかかるもの。
2024年07月19日(金)
- 絵姿
- 原子力の絵姿も実態とかけ離れたままだ。
- 『日本経済新聞』p. 1「脱炭素目標 道筋見えず」
- 絵に描いた姿。理想とする姿。
2024年07月12日(金)
- 寡聞にして知らない
- かぶんにして知らなかったが、パレスチナの伝統産業の一つに石鹸づくりがある。
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- 経験や知識が乏しく知らなかったが。謙遜して言う。
2024年07月11日(木)
- 八面玲瓏
- 将棋の羽生善治さんは「八面玲瓏」という熟語を好むと聞く。
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- どこから見ても美しいこと。
- 虚をつく
- 今回は時代遅れの選挙制度の虚をつかれた。
- 『日本経済新聞』p. 4「現行の公選法は時代遅れ」
- 備えがないところにつけこむこと。
2024年07月10日(水)
- 要諦
- 交渉団を束ねた藤田俊弘名誉顧問が考えた要諦は仲間作りを進め有利な土俵を作ることだった。
- 『日本経済新聞』p. 1「ルール勝者、世界制す」
- 物事のもっとも大切なところ。
- 一介の
- ILO 事務局長が一介の日本企業の幹部と会うのは異例だ。
- 『日本経済新聞』p. 1「ルール勝者、世界制す」
- 取るに足りない一人。見出しのように連体形が基本。
- 無頼
- 副題には「報じられない"無頼系独立候補"たちの戦い」とある。
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- 頼みにするところがないこと。
2024年07月09日(火)
- 堅調
- スマートフォンのカメラなどの需要が堅調なうえ、自動運転に用途が広がる。
- 『日本経済新聞』p. 1「半導体再興へ5兆円計画」
2024年07月08日(月)
- 高説、大言
- 細かい議論を厭わず、高説や大言に満足することなく、現実に即して考えよう——。
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- 立派な説、堂々としたことば。
2024年07月07日(日)
- 古豪
- 古豪企業
- 『日本経済新聞』p. 1「甦るオワコン」
- 経験が豊富で力がある人、組織。
2024年07月06日(土)
- 割烹
- 先日、宮城県石巻市の割烹が輪島を訪れ、うな重をふるまった。
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- 和食店。
2024年07月04日(木)
- 失当
- 司法記者をしていたころ、「主張自体失当」という文言を目にした。
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- 裁判の判決で使われることば。これを言われた弁護士はかなりヘコむらしい。「意味不明」と言われるかんじか。
- 権利の上に眠る者は、保護に値せず
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- 権利があるのにそれを行使しない人を守る必要はない、という法律のことわざ。時効の考え方。
2024年07月02日(火)
- 霊峰
- 訪れる側もいまいちど、霊峰との向き合い方を考える時期ではないだろうか。
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- 霊妙な山。記事では富士山の言いかえ。
- かまびすしい
- 作家が今の光景を見たらさて、何を思うか。今年はいつにもまして、山麓がかまびすしい。
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- さわがしい。漢字では「喧しい」「囂しい」と書く。
- 雪崩を打って
- もっとも無党派層はトランプ氏の本心を測りかねている。雪崩を打つように同氏の支持に回っているわけではない。
- 『日本経済新聞』p. 1「無党派層は本心探る」
- 大勢の人がどっと移動すること。「雪崩を打って〜する」という形式で使うことが多いらしい。
2024年06月30日(日)
- 杓子定規
- 苦情を言う側は、杓子定規な応答にいらだつ。
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- 決まりきった形式にとらわれて、融通がきかないこと。マニュアル通り。
- 独りごちる
- 昔もこうだったかな。暑さの中で独りごちる。
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- 独り言を言う。古い言い方?
2024年06月28日(金)
- 草の根
- 我々も草の根で一翼を担いたい。
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- 草の根もとの部分。転じて、民衆のひとりひとり。見えないところで活発に動くというニュアンスで使う。
2024年06月27日(木)
- 大仰
- 『日本経済新聞』p. 1「春秋」
- 「酷暑乗り切り緊急支援」というキャッチフレーズも大仰だ。
- おおげさ。見かけよりも大きい。ネガティブな意味合いで使う。
2024年06月26日(水)
- 指数関数的に増加する
- 菅由紀子ほか (2022)『データサイエンティスト検定 (リテラシーレベル) 公式リファレンスブック』技術評論社, p.132.
- y = 2x のように指数が x である関数のこと。一次関数などと比べて、y が一気に増加する。
- 0 or 1 の変数の数が 1 から 2 に増えると、結果の組み合わせは 2 から 4 に増える。さらに変数を 3 に増やすと、結果の組み合わせは 8 に増える。このことは y = 2x と表され、まさに計算量が「指数関数的に増加し」ている。
2024年06月25日(火)
- 物怪の幸い
- Melyador の読書会で知った。
- もっけのさいわい。「思いがけない幸運」という意味。