Le diable au corps

2024年06月から Raymond Radiguet の Le diable au corps を読む読書会に参加します。このページでは当作品について調べたこと、読書会の記録などをまとめます。

2024年07月29日(月)

  1. 20:00-
  2. surtout: 念押し。
  3. prendre qn par la douceur:
  4. les En voilà un !:
  5. Taisez-vous donc !:
  6. 発話者を指す on: on de vanité。
  7. cette profonde mélancolie résignée: 自分が正しいのに、誰にも理解されないことに対する諦め。
  8. foire: 市。英語ならフェア。
  9. foire aux questions: FAQ。
  10. feux de Bengale: 手に持つ花火。ベンガル花火。
  11. revue: レヴュー。演芸のジャンル。

2024年07月22日(月)

2024年07月15日(月)

  1. 参加者僅少のため中止。

2024年07月08日(月)

  1. 20:00-21:32
  2. Sans doute から n'était pas à craindre.
  3. L'été, à la campagne: バカンスを想定? バカンスのときに雨が降るのはイヤだ。でも、農家の人にとってはウレシイこと。
  4. il est rare que + p.: p. は接続法が多い。
  5. L'attentat autrichien, l'orage du procès Caillaux: 主語を et でつながないのはなぜ? 作家が破格を好むから?
  6. ce dont: Il en としないのはなぜ? ce の指示対象がわかりにくいから? ce qui / ce que と同じ類。ce は前文の内容を指す。
  7. grotesque: 日本語と意味が大きく異なる。
  8. et en y allant: マレショーの家に行くとき。学校から帰るとき、学校に行くとき。ヴィルギュルがあること、帰り (revenir) からはじまることからも、マレショーの家に行くとき?
  9. mon âge: 12歳とか? 犬としては年寄り。

2024年07月01日(月)

  1. 欠席。

2024年06月24日(月)

  1. 20:00-22:12
  2. les clignements だと「あらゆるまばたきが私を見ている」のように解釈することになってしまう?
  3. les clignements des yeux でないのはなぜか? d'yeux よりも des yeux のほうがよく使われるらしい。
  4. la couronne d'or: 金の王冠。授与されるもの。
  5. confusément: なんと訳す? 何かをごちゃごちゃにしていた? 他者にバレちゃっていることで、こんがらがった?
    • 対義語は clairement。校長先生もいまいち状況がよくわからないが、「なんかとりあえずこわい」と感じている。
    • les suites: 結果。ウソをついたことでいろいろなことが起こる。
  6. y perdit: なにを指す y かはよくわからない。よく一緒に使う。「計算を間違えたことで」ととるのが自然か。y gagner も多い。
  7. prix d'excellence: 優等生が主人公のほかにいて、その人。
  8. en: élèves を受けている? autres とセットで使いやすいらしい。
  9. Henri-IV: アンリ四世高校。歴史があり、グランゼコールに行きたい人はまずここに行く。
  10. pour prendre le train: 電車に乗れないのに Henri-IV には行けるレベルという自慢?
  11. me promettais: 期待する? 決意する? どちらともとれそう。
  12. s'avouer que p: p であることを認めたくはないが。
  13. y passent: 直説法現在。「それに当てられる」。200冊の本がつぎ込まれる。
  14. フロベールもそうだが、ひとつのことばに深い意味を込める。
  15. une Marne: ふつうはセーヌが代表的な川だが、セーヌをマルヌと呼ぶくらいにマルヌに親しみがあった。
  16. Bibliothèque rose: バラ色文庫。
  17. les aurais: les は古い位置。
  18. aurais pour rien au monde: 条件法と一緒に用いられる表現。
  19. à cette époque: みんなが嫌がっているとき。
  20. enfantin: 子供っぽい。バカにした感じ。
  21. mérite: 功績? 人徳? 「ためになる」という感じか。
  22. aussi: 文頭で「それゆえに」。
  23. 子どもながら、計画的に考えている。

2024年06月17日(月)

  1. Ce mélange d'effronterie から。
  2. facile: かんたんに言うことを聞く。
  3. dur: 成熟していない。手に負えない。vs かたくるしい。子どものくせに fille とか言いやがる。
  4. Don Juan: Molière の戯曲。ドン・ファン。女たらしのことを言う。
  5. Tartufe: Molière の作品の名前が一般名詞になっている。ほかにも例があり。
  6. petites classes: 低学年。
  7. franchise: 何も強制してこないのに告白したいのは、率直だから。
  8. mettrais: 本当は franc でないから条件法? 自由間接話法? 「思おうとした」。
  9. prouesse: Don Juan と関係。女を落とした数を誇りとしてもっている。
  10. ;: 一時と四時の対比。あえて接続詞を使わない。
  11. à une grande personne: 大人に対するように。
  12. roman d'amour: Don Juan などを受けている。
  13. savoir si p.: 否定文が来ることが多い。
  14. mon ivresse d'homme: 校長先生に嘘をつかせるほどに大人になった、という陶酔? 弱みを握っている?
  15. sa conduite: 自分自身の発言? 校長先生の発言?
  16. l'excusait: le は校長先生? お父さん?
  17. l'estime: 先生に嘘をつかせてやったぜ、と自慢した?
  18. je の語り。私小説。『告白』。
  19. rancune: 何かされたことに対するうらみ。復讐。
  20. après la distribution まで。
  1. ce mélange d'effronterie et de timidité: 恥知らずであり、恥ずかしがり屋であること。
  2. les miens: 家族。
  3. facilité: 従順さ。扱うのが簡単であること。
  4. leur dur langage: 小学生のこぎたないことば。
  5. brûler de inf.: 〜したくてうずうずする。
  6. mettre qc sur le compte de qn/qc: 〜を〜のせいにする。
  7. somme toute: 要するに。
  8. orgueil: 誇り。
  9. discrétion: 口のかたさ。
  10. forger: でっちあげる。
  11. incidemment: たまたま。
  12. une farce: いたずら。
  13. excuser: 言い訳になる。
  14. séance tenante: 即座に。
  15. clignement: めくばせ。
  16. distribution: 賞を渡すこと。
  17. (un) appeau: おとり。
  18. sans borne: 限界なし。
  19. foutnir: 成し遂げる。
  20. ramer: 漕ぐ。
  21. tout court: たんに。
  22. y passer: それに当てられる。
  23. (un) bouchon de liège: コルク栓。
  24. une casserole: 片手鍋。

2024年06月10日(月) 20:00-21:39

p. ?

  1. malgré les apparences: 見かけは急に歳をとることがあるかもしれないが。精神的には急に歳をとることはない。
    • vieillir: 年上に見るなのか? Trésor を見るかぎりだと「見た目が年上に見える」という意味合いになってしまう。ここでは「(精神的に) 老けさせる」ということか。
  2. de cette époque
    • de + 時間。
  3. que + 接続法
    • 願望。いろいろな意味があるよね。
  4. en vouloir à qn: qn をうらむ。
  5. sensualité: 官能。エロティックな欲望。
  6. gagner vs perdre: 勝つ vs 負ける。
  7. me - à moi: 強調?
  8. une amourette: 浮ついた恋。
  9. en quelque sorte: なんちゃって?
  10. bon genre de Carmen: 変わらず行儀が良い。男を振りまわすような女性。
  11. 名前の誕生日。聖人の名前でなく、花の名前をもつ人は、花の名前の日が決まっているらしい。その名前の人が周りの人にチョコを配ったりするとのこと。
  12. compromettre: 女性の評判を傷つける。
  13. ラディゲは自己評価の高い人だった。主人公の性格にもそれがあらわれている?
  14. morigéner: moral と語源的に近いことから、この単語?
  15. encourir des reproches: 非難を浴びる。
  16. Je vais encourir bien des reproches.:「僕は多くの非難をわが身に受けることだろう。」(新庄訳, p. 9)。
  17. en enfant: 子どもとして。
  18. dans l'embarras: 窮地に陥った。
  19. la Marne: マルヌ川。マルヌ県ではない。パリの東からパリに流れている。
  20. la camaraderie mixte: 男女の友情。男と女が遊ぶこと。
  21. la sensualité: 官能性。性的なこと。性に関すること。
  22. crédule: 信じやすい。
  23. la cloche: 鐘。
  24. un gamin: 子ども?
  25. s'autoriser de qc: qc を拠り所にする。
  26. solliciter: 願い出る。
  27. ressembler: ふさわしい?
  28. en quelque sorte: ある意味では。
  29. Fauvette: ハッコウチョウ (白喉鳥)。
  30. (une) entremise: 仲裁。
  31. nom de baptême: 受洗名。霊名。クリスチャンネーム。
  32. se méprendre sur qc: qc について思い違いをする。
  33. gâter: 甘やかす。
  34. gronder: 叱る。
  35. morigéner: 叱る。
  36. une averse: にわか雨。
  37. une récidive: 再犯。
  38. dérouter: 狼狽させる。
  39. flatté: 満足した。
  40. dur: 従順でない。

2024年06月04日(火)

  1. 20:00-21:14
  2. 毎回数ページを交代で読む。
  3. 読まなきゃいけないというプレッシャーをなくすため、範囲は決めない。
  4. 毎週月曜日20:00から開始する。
  5. フランス語版は Flammarion がオススメ。
  6. 幼いころから英才教育を受けている。
  7. 1916年、リセに通いはじめるものの、年長の女性とかかわりをもったことがばれて翌年には退学になる。> この経験が『肉体の悪魔』につながると言われている。
  8. コクトーに好かれ、作品を書きはじめるが、数年で腸チフスにより死去。
  9. 『肉体の悪魔』はラディゲの自伝的作品だと思われがちだが、ラディゲ自身は自伝的作品とはみなしていない。cf. Flammarion 版。
  10. 映画作品は改変をくわえながらも、「戦争と愛」というコンセプトを残し『肉体の悪魔」の世界観を守っている。
  11. 三島由紀夫はラディゲが大好きだった。cf.『ラディゲの死』。

豆知識

Raymond Radiguet

  1. 1903年06月18日生まれ。1923年12月12日死去。
  2. 代表作1: Le diable au corps『肉体の悪魔』(1923年)
  3. 代表作2: Le Bal du comte d'Orgel『ドルジェル伯の舞踏会』(1924年)

邦訳

  1. 波達夫 (1930)『肉體の惡魔』アルス.
  2. 小牧近江 (1937)『肉体の悪魔』改造社.
  3. 重信常善 (1953)『肉体の悪魔』創芸社.
  4. 江口清 (1953)『レーモン・ラディゲ全集』中央公論社.
  5. 新庄嘉章 (1954)『肉体の悪魔』新潮文庫.
  6. 中条省平 (2008)『肉体の悪魔』光文社古典新訳文庫.