french

le dimanche vingt-et-un décembre deux mille vingt-cinq

10. キツネとタカ

  1. 巣穴から出てきたキツネの話をする。
  2. 巣穴の前で子どもと遊んでいた。
  3. ワシが現れて、子どものうちの一人を連れ去った。
  4. キツネは追いかけて、子どもを返してくれと叫んだ。
  5. しかし、ワシは聞く耳を持たず、キツネは戻らざるを得なかった。
  6. キツネは火のついた燃えさしを手に取り、乾いた木を集めた。
  7. それをワシの巣があるコナラの木の周りに置いた。
  8. ワシは火が燃えているのを見た。
  9. ワシはキツネに願って言った。「友よ、火を消してくれ。お前の子どもなら返してやる。このままでは私の子どもがみな燃えてしまう。」
  10. この例から、私たちは傲慢な金持ちについても同じことが言えるとわかる。
  11. 彼らは貧しい人の嘆きや叫びには決して同情しない。
  12. しかし、貧しい人が復讐できるとき、金持ちがすぐに懇願するのを見ることになる。

11. 狩りをするライオン

  1. かつてこのような仕来りや法があった。ライオンはこの世界に存在し生きるあらゆる獣たちの王である、というものだ。
  2. ライオンはウシをセネシャル (行政官) とした。なぜなら、ウシが勇敢で誠実だと思っていたからである。
  3. オオカミにはプレヴォの職を与えた。
  4. 三者は森へと出発した。
  5. シカを見つけて狩った。捕まえると皮を剥いだ。
  6. オオカミはどうやってシカを分け合おうかとウシに尋ねた。
  7. ウシは「ご主人しだいだ。私たちは彼を敬わなければならない。」と言った。
  8. ライオンは次のように言って断言した。すべての部分が確かに私のものである。最初の部分は、王であるが故に私がもらう。それが正当である。
  9. 次の部分は戦利品としてもらう。私が第三の仲間であるからだ。
  10. 彼は言った。次の部分は自分が殺したのだろから、当然私がもらう。
  11. 誰かが四つ目の部分をもらおうというならば、そいつは自分の死すべき敵になるであろう。
  12. したがって、誰も鹿に触るような者はおらず、皆シカを置いていくしかなかった。
  13. また別の機会にライオンは複数の仲間を連れて森に行った。
  14. ヤギとヒツジがいた。
  15. シカを捕まえて見張っていた。
  16. シカを四つに分けようとした
  17. ライオンは言った。「私が独占しよう。」
  18. 「最大の部分は私のものであるべきだ。なぜなら、私は王であり、裁判所がそれを認めているのだから。」
  19. 「次の部分も、私がシカを追いかけたのだから。三つ目も、私が最も強いのだから。」
  20. 「残りの部分は、誰も戦いなしには得られないように分けた。」
  21. 仲間たちはそれを聞いて、シカを置いて逃げていった。
  22. これは間違いなく、貧しい者が自分よりも強い者を仲間にしたときも同じである。
  23. 貧しい者は勝利の利益を得ることがない。
  24. 金持ちは名誉を得ようとし、一方で貧しい者は愛を失うことになる。
  25. 金持ちはいくらか戦利品を分けなければならないとなっても、全部を自分のものにしようとする。

12. ワシとカラス

  1. 一羽のワシが魚を求めて海に飛んでやってきた話をする。
  2. 完全なハマグリを見つけたが、どうやって殻を破ればよいかがわからなかった。
  3. 巣に戻ろうとすると、カラスがワシに出くわして、魚を分けてくれるなら殻の開け方を教えようと言った。
  4. すると、カラスはワシに可能な限り高く飛ぶように頼んだ。
  5. 高くのぼったら、ハマグリを硬い地面か岩の上に落とせばよい。そうすれば、殻を破ることができる。
  6. ワシは自分の持っているハマグリをどうしても食べたかった。
  7. 高いところまで持っていき、落とした。
  8. カラスは様子を伺っていた。
  9. 前に進み、嘴で突いた。すると、殻が少し開いた。
  10. その中にいた小さな魚を食べ、殻は残して、ワシが戻ってきてそのことに気づく前に立ち去った。
  11. 小さな穴を縮めて、ワシには見えないようにした。
  12. この魚の話から、私たちは狡猾で巧みなやり方で良き仲間に悪しき助言を与える者についての教訓を得る。
  13. そのような者は誰も成し遂げることができないことをするように助言する。
  14. 一度仲良くなると、裏切りによって、努力と苦労の末に手に入れた財産をすっかり取り上げて盗んでしまうのである。

13. カラスとキツネ

  1. 次のようなことが起きた。実にありうる話である。貯蔵室の中に窓の前に一羽のカラスが飛んできて、貯蔵室の中、簀 (すのこ) の上にチーズが置いてあるのを目にした。
  2. カラスはそのうち一つを取り、それを丸ごと抱えて持っていった。
  3. キツネが現れて、カラスに出くわした。
  4. キツネはチーズをすごく欲していて、自分も分けてもらって食べたいと思っていた。
  5. キツネは巧みな策によってカラスを騙そうとした。
  6. 「ああ、主なる神よ!」とキツネは言った。「かの鳥はなんと立派であることか。この世にそのような鳥は他におりません。」
  7. 「これほどに美しい鳥を私はこの目で見たことがありません。」
  8. 「どんな純金にも優って価値があることでしょう。」
  9. カラスはこれほどまでに褒められ、この世の誰も自分に匹敵しないと言われたので、歌おうと心に決めた。歌うことで名声を失うことにはならないだろう。
  10. 嘴を開き、歌い出した。すると、チーズが落っこちた。
  11. 当然、地面に落ちて、キツネがそれを取りにいった。
  12. すると、キツネはもうカラスの歌を気に留めなかった。ただチーズへのよっっきゅうを抱いていたのである。
  13. これは大きな名誉を欲する傲慢な者の話である。
  14. へつらいや嘘によって、人はその者を都合良く扱うことができる。
  15. 人々の偽りのへつらいによって、その者は愚かにも自らの財産を費やしてしまう。

14. 病気のライオン

  1. 書物は衰え年を取ったライオンについて語る。
  2. 長い間病気で寝込んでおり、回復の兆しは一切なかった。
  3. あらゆる獣が集合し、ライオンに会うために宮廷に向かった。
  4. 多くがライオンに同情しているが、まったく気にしない者たちもいる。ライオンの分け前として贈り物をもらうに行く人もいる。多くの者たちはライオンが回復する見込みがあるのかを知りたがっていた。
  5. ヤギが両方の角でライオンを突き、ロバがライオンを恐れることなく胸を足で蹴飛ばす。一方で、キツネがやって来て、歯で両耳に噛み付く。
  6. ライオンは言った。「私はすごいものを見た!」
  7. 「私は私の時代、若く健康であった頃、他の動物たちが私を恐れ、私を主人として敬っていたことを覚えている。」
  8. 「私が幸せならば、みな喜んでいた。」
  9. 「私が怒っていたならば、みな恐れていた。」
  10. 「いまやみな私が弱っているのを見て、私を踏みにじり侮辱した。」
  11. 「私には、かつて私の身近にいた者たちによるより大きな卑劣さに思われる。それは私が名誉と恩恵を与えた者たちであるが、彼らはそのことを何一つ覚えていない。私が悪いことをした他の者たちの卑劣さよりも。」
  12. 「弱い者に仲間はいないのである。」
  13. この論理からライオンについての教訓を引き出そう。
  14. 無力に陥った者はみな力と知性を失うと、人はその者をとても卑劣に扱い、その者を愛していた多くの者たちでさえそうするのである。

le dimanche vingt-six octobre deux mille vingt-cinq

4. 犬と雌羊

  1. ここでは嘘つきで、悪意のある狡賢さをもち、裏切り者の犬について話す。その犬はある雌羊を裁判所に出頭させた。guische; ruse, tromperie.
  2. 犬は雌羊を裁判所の前に連れて行き、パンを要求した。彼が彼女に貸したというパンを。
  3. 雌羊はすべてに否定し、誰も自分にパンを貸してはいないと主張した。
  4. 裁判官は犬に証人はいるのかと尋ねた。
  5. 彼は二者いると答えた。ひとつはトビ、もうひとつはオオカミだ。
  6. トビとオオカミはやってきて、犬が言っていることは真実であると誓って話した。
  7. あなたはどうしてトビもオオカミもそんなことをしたのかがわかるだろうか?
  8. なぜなら、雌羊が命を失った場合、分け前をもらえるだろうと期待していたからである。
  9. すると、裁判官は呼び出した雌羊に対して、なぜ犬が与えたパンを否定するのかと聞いた。
  10. そのことについて、なぜほとんど価値のないことのために嘘をついたのか、と。
  11. 状況が悪くなる前に雌羊はパンを返さねばならなかった。
  12. かわいそうな雌羊は返せるものがなく、自分の羊毛を売る必要があった。chétif: pitoyable, misérable, malheureux.
  13. 冬になって、雌羊は凍え死んだ。
  14. 犬はそこにやってきて、羊毛を持って行った。トビも別の場所を持って行った。それからオオカミがやってきた。オオカミはみんなで肉を分け合うのを待ち侘びていた。なぜなら、食糧に苦しんでいたからだ。
  15. 雌羊はもう生きていない。飼い主は雌羊を完全に失ってしまった。
  16. この例は次のことを私たちに示そうとしている。
  17. 私はそのことを多くの人間について証明することができる。嘘や裏切りによって貧しい人に弁論させる人間についてである。
  18. 彼らはしばしば偽の証人を連れてきて、貧しい存在の所有物を報酬として与える。
  19. かわいそうな存在がどうなるかは重要ではなく、分け前を得ることが重要なのである。las: Malheureux, misérable.

5. 犬とチーズ

  1. あるとき、あなたにこれを話すが、ある犬が橋を渡っていた。
  2. 口にはチーズを咥えていた。
  3. 小さな橋の中央にやってきたとき、ponceau: petit pont.
  4. チーズの影が水の中に見えた。
  5. 心の奥底で両方のチーズが欲しいと考えた。dans son for intérieur: 心の奥底で。
  6. すると、犬は貪欲だったので、水に飛び込み、口を開けて、チーズを落としてしまった。
  7. 陰が見えた。もうひとつ陰があった。
  8. 犬はチーズを失ってしまったのである。
  9. つまり、なんでも欲しがる者は行動を改めるべきであるということだ。selent: souloir (= avoir coutume de). se chastier: sec corriger, s'amender.
  10. もらえるもの以上を欲する人は、自分のせいでそれを失ってしまう。se recroire: se laisser.
  11. なぜなら、自分の持っているものをしばしば失い、他者から何も得ないからである。

6. 太陽の結婚

  1. ここでは太陽が妻をめとることを望んだ話をしよう。
  2. あらゆる生き物にそのことを伝え、それぞれに準備するように伝えた。se pourvoir: se préparer.
  3. 生き物たちは集合し、運命の神のもとへ行き、太陽が妻をめとることについての助言を求めていることについて説明した。
  4. 運命の神は彼らに、この要求について、自分が抱いている意見に従って真実を語ることを命じた。
  5. もっともよく知っている者がこう話した。
  6. こう言った。「夏の季節には、太陽はとても暑くなり、植物は実を結ばず、土地や草を乾かしてしまいます。」
  7. 「太陽がさらなる力を得て、思い通りの伴侶を得たならば、何者も耐えることができず、太陽のもとで生活し生き延びることはできないでしょう。」
  8. 運命の神は返答した。「あなたは真実を述べました。太陽は長いあいだそうであったようにしておきましょう。」
  9. 「なぜなら、私によってさらに強くすることはないからです。」
  10. このように、この話は悪い主人を持つ多くの人たちに対して、主人を強めたり、知性や財産によって自分たちよりも強い者に付き添わせてはならないと助言する。chastier: corriger.
  11. むしろ、可能なかぎり、そうなるのを防ぐべきである。
  12. 主人が強くなればなるほど、主人は彼らを苦しめる。
  13. 主人はつねに悪意をもって見張っている。un guet-apens: 待ち伏せ、不意打ち。

7. オオカミとツル

  1. あるオオカミが骨に噛み付いたところ、その骨がオオカミの喉に飛び込み、喉の奥に入ってしまったので、オオカミはひどく苦しんだ。
  2. 彼はあらゆる獣を集合させ、鳥たちを自分のもとへ呼び寄せた。それから、誰か手当てができないかと皆に尋ねさせた。
  3. 獣たちはお互いに相談し、それぞれが自分の意見を述べた。
  4. ツルを除いて、皆たしかにそう言っているが、獣たちのなかに手当てについて何かしら知っている者はいなかった。ツルは長い首と大きな嘴を持っており、首から骨を取り出すことができそうだった。
  5. オオカミは自分を助けてくれるならば、その者に大きな報酬を与えようと約束した。pramist: p.s.
  6. ツルは悪者の口の中に嘴を突っ込み、骨を取り出した。そして、約束を果たすようにオオカミに要求した。
  7. オオカミは怒ってツルに言った。誓って断言した。すでに立派な報酬を与えたと思われるし、事実そうである。ツルが頭を口に突っ込んだとき、オオカミは首を絞めて殺すことはしなかったのだから。
  8. オオカミは言った。「お前はまったくの愚か者だ。俺のから生きて逃れたというのに、さらに別の報酬を求めるとは。俺はお前の肉が欲しいというのに。オオカミである俺は自分が愚かだと思う。なぜこの歯でお前の首を噛み切らなかったのか。」
  9. 悪い主人についても同じことが言える。もし貧しい男が主人に仕えて、主人に対して報酬を求めたとしても、決してそれを得ることはなく、むしろ怒りを買うだけである。彼は主人の支配下にいるから、命があることについて感謝すべきなのである。

8. 子を産もうとしていた雌犬

  1. ここではある雌犬について話そう。その雌犬は小犬を産もうとしていた。しかし、どこにいればよいか、どこで小犬を産むべきかがわからなかった。
  2. その雌犬はほかの雌犬に、子どもを産むまで小屋に受け入れてほしいとお願いした。そうしてくれたら、とても感謝する、と。
  3. 雌犬がお願いし、頼んできたので、ほかの雌犬は自分のところに受け入れてやった。
  4. そして、雌犬が小犬たちを産むと (その小犬たちは元気でかわいらしかった)、小屋の持ち主である雌犬は小犬たちのせいでしばしば迷惑を被った。
  5. 自分の家から雌犬たちを追い出そうとし、そこにいることを許そうとしない。
  6. 雌犬は泣き始めて、どこに行けばよいかがわからないと言った。冬が訪れており、寒さでひどい苦しみのうちに死んでしまうだろう。だから、雌犬は哀れみに訴えて夏まで住まわせて欲しいとお願いした。
  7. 雌犬は深く同情し、言うとおりに許してやった。
  8. 良い季節が戻ってくると、雌犬は外に追い出そうとした。
  9. すると、もう一匹の雌犬は罵りはじめた。もしもう一度その話をするのを聞いたら、小犬たちが雌犬を噛みちぎり、戸口に置いてやる。jurer: Blasphémer, proférer des imprécations.
  10. 力も勢いも彼らのものであった。主人の雌犬は不名誉のうちに外に追い出されてしまった。
  11. あなたはこの例から知ることができるだろう。多くの立派な人においても見ることができるだろう。自分の心の善良さのせいで財産を失ってしまうのだ。
  12. 悪人を受け入れた人が自分の望むときにその人を切り離すことはない。

9. 町のネズミと森のネズミ

  1. ここではある田舎のネズミについて話す。そのネズミは近くの街に遊びに行こうとしていた。
  2. ネズミは森のなかを通らねばならず、森のなかで夜になってしまった。
  3. そこで、ネズミは森のネズミが作った穴を見つけた。そこに餌を集めていた。
  4. 町のネズミは尋ねた。ここに食べ物は少しでもあるのか。
  5. 森のネズミは答えた。「私はたくさん持っています。来てください、そして、見てください。
  6. もしあなたにもっと仲間がいれば、手厚くもてなされていたでしょうに。」
  7. 町のネズミはそこにとどまると、森のネズミに話しかけた。森のネズミの住まいは悪い。もうここには痛くない。自分と一緒にくれば、豪華な部屋、それを与えよう、すばらしい食糧庫、すばらしい貯蔵室、良い飲み物と良いべものも得られる。
  8. 森のネズミはそれを信じて、一緒に出かけた。町のネズミは森のネズミを豪華な部屋に連れて行き、自分の住まい、食糧庫や貯蔵庫を見せた。そこには小麦粉や蜂蜜がたくさんあり、森のネズミは天国にいるような気分になった。
  9. しかし、そこに召使たちがやってきて、貯蔵庫に入ってきた。
  10. 戸が開くやいないや、ネズミたちは穴の中に逃げた。
  11. 森のネズミは驚いて、町のネズミの生活が信じられなかった。
  12. 召使たちが貯蔵庫から出ていくと、ネズミたちはまた食べに戻ってきた。
  13. 森のネズミは悲しみに沈み、苦しんでいた。なぜなら、死の恐怖を覚えたからである。
  14. 町のネズミはそれを見て、優しく尋ねた。
  15. 「どうしたのですか? 親しい友人よ。」
  16. 森のネズミは言った。「私は自分が味わった恐怖によって苦しんでいます。あなたを信じたことをひどく後悔しています。
  17. あなたは私に良いことばかり話してくれたが、悪いことについてはまったく言ってくれなかった。
  18. あなたは人間、猫、鳥も同じように恐れている。人間があなたのために仕掛けた罠も。
  19. 私は森で自分ひとりで、安全にストレスなく暮らすほうがよい。あなたの住まいで悲しみとともに暮らすよりも。」
  20. この寓話は教訓として、誰もが自分の小さなものをより好むと言っている。自分が平和に不安なく持っているものを。他者の豊かなものを不安とともに持つよりも。

le lundi vingt octobre deux mille vingt-cinq

Le diable au corps

  1. D'une seconde à l'autre, elle changea d'attitude et, sans prendre la peine de s'expliquer ma présence nocturne : (p. 61)
  1. 一瞬のうちに、彼女は態度を変え、私の夜の訪れについて説明する手間も取らずに。

le dimanche vingt-huit septembre deux mille vingt-cinq

  1. 2. オオカミとコヒツジ
  2. ここでは、川で水を飲んでいたオオカミとコヒツジの話をする。
  3. オオカミは水源で水を飲んでており、コヒツジは下流にいた。
  4. オオカミは非常に怒りっぽく、イライラしながら話かけた。怒りながらコヒツジに声をかけた。
  5. 「お前は本当に腹立たしい。」とオオカミは言った。
  6. 「ご主人、なぜでしょうか。」とコヒツジは返した。
  7. 「わからないのか。お前がこの水を汚すから、満足に水を飲むことができないんだ。」troublee: Altérer la transparence, la pureté de qqc.. saülee: satiété.
  8. 「ここを立ち去ろうかと考えている、せっかく喉が渇いて死にそうになりながら、ここまで来たというのに。」
  9. すると、コヒツジは答えた。「あなたは上流で飲んでいるではないですか。」
  10. 「私が飲んでいるものはあなたのいるところから来ているのですよ。」
  11. 「何を! 口答えをするのか。」とオオカミはコヒツジに言った。
  12. コヒツジは「そんなつもりはありません。」と言った。
  13. オオカミは「私は真実を知っている。」と言った。
  14. 「お前の父親はこの水源で、私が一緒にいるときに同じことをやった。」
  15. 「いまとなっては六ヶ月まえのことだ。私が思うに。」
  16. コヒツジは言った。「あなたはなぜそれについて私を非難するのですか。」
  17. 「私が思うに、私は当時生まれてすらいませんよ。」
  18. 「だから、何だというのか?」とオオカミは言った。
  19. 「お前はいま私に口答えし、すべきでないことをした。」
  20. すると、オオカミはコヒツジを捕らえて、歯で首を絞め、殺した。
  21. これは裕福な主人、副伯、裁判官が自分の正義の支配下にある人たちに対してやることである。
  22. 彼らを陥れるために無理やり虚偽の口実を見つける。acheisuns: Motif, raison, cause, prétexte.
  23. しばしば彼らを法廷に呼び出して、肉も皮も奪うのである。オオカミがコヒツジにそうしたように。
  24. 3. ネズミとカエル
  25. 文献の文字に従って、努力と巧みさによって風車で暮らしていたネズミの話をしよう。
  26. 例として私はあなたにこの話をしよう。ある日、戸口に座り、ヒゲを整え、両足の毛を繕っていたネズミの話である。
  27. 女王がネズミのまえを通り過ぎた。
  28. 偶然が導くように、ネズミは自分の話し方で、彼女がその家の女主人であるかどうかを尋ねた。彼女はそのように振る舞っていたのだ。reisun: Manière de s'exprimer, langage.
  29. そして、彼女は自分が何者かを話した。
  30. ネズミは答えた。「ご婦人よ、私が支配権を得てから長い時間が経ちました。」pieça: Il y a un certain temps, il y a longtemps, cela fait un certain temps.
  31. 「この建物は私の支配下にあります。なぜなら、私はそこらじゅうの穴に昼も夜もとどまり、走り回り、好きなことをすることができるのですから。」
  32. 「今日は私とともに泊まってください。」
  33. 「私は誓ってあなたにそのことを示しましょう。とても快適なワラのうえで。」
  34. 「あなたの気に入らないものは何ひとつありません。」
  35. 「農夫たちに残った小麦の粉や粒がたくさん手に入ります。」
  36. 女王は願いに応じてやってきた。
  37. ネズミと女王は石のうえに座り、邪魔や危険なしに食べるものをたくさん見つけた。
  38. ネズミは親しみによって女王に食事について尋ねた。
  39. それについてどう思うか、本当のことを言ってほしい、と。
  40. 女王はこう述べた。「けっして嘘はつかないです。」
  41. 「もし水に濡れていたら、よく準備されていたことでしょう。」
  42. 「あの草地の真ん中にある池にいたら、とても美しかったことでしょう。」
  43. 「私の住まいはそこにあるのです。良き友よ、そこに行きましょう。」
  44. 「そこなら、あなたは喜びと楽しみを得られることでしょう。」
  45. 「私が思うに、この風車に戻ろうという気にはならないでしょう。」
  46. ネズミは女王の策略によってそれを約束し、女王の言葉によってへつらい、彼女を信じて愚かにもそうしてしまった。
  47. ネズミは女王とともに出発した。野原は露でいっぱいで、ネズミは溺れ死んでしまうのではと思うほどであった。
  48. ネズミは来た道を戻りたかった。なぜなら、もう前には進めなかったからである。
  49. しかし、女王はネズミを呼んで、力づくでネズミを連れて行った。気遣いと懇願によって。そして、ネズミと女王は川までやってきた。
  50. すると、ネズミはそれ以上前進することができず、泣きながら女王に言った。
  51. 「私はここを渡れません。なぜなら、私はまったく泳げないからです。」
  52. 女王は言った。「この糸を持って、足に強く結びつけなさい。私は私の足につけます。私たちならうまく川を渡れます。」
  53. ネズミは糸で自分自身を結びつけて、女王も自分自身を結びつけた。
  54. ネズミと女王は浅瀬に入り、進んだ。
  55. 深いところまでやってくると、女王はネズミを溺れさせようとした。女王はネズミと一緒に水の中に潜り始めた。
  56. ネズミは大きな声で鳴き叫んだ。本当に命を落としてしまうと思って。
  57. トビが旋回しながらそこにやってきて、鳴き続けるネズミが見えた。
  58. トビは両翼をたたんで、下に降りて、ネズミと女王を一緒に掴んだ。
  59. ネズミも女王も糸にぶら下がっていた。
  60. 女王は体格がよく、大きかった。corsu: corpulent, robuste.
  61. トビは欲からネズミを放し、女王を捕まえ、食べて、飲み込んでしまった。ネズミは解放された。
  62. 狡猾な裏切り者についても同じである。彼らが良い友人を持つことはない。友人がどれほど名誉を与えたとしても、財産の一部を費やさなければならないならば、裏切り者は自分たちによって友人が騙されるのを見て楽しむ。
  63. しかし、よく起きるのが、裏切り者が他者にもたらそうとした苦しみが裏切り者自身を危険に晒すことがある。Pourchasser qqc. à qqn: S'efforcer de procurer qqc. à qqn. Cors: La personne elle-même.
  64. 4. 犬と雌羊
  65. ここでは嘘つきで、悪意のある狡賢さをもち、裏切り者の犬について話す。その犬はある雌羊を裁判所に出頭させた。guische; ruse, tromperie.
  66. 犬は雌羊を裁判所の前に連れて行き、パンを要求した。彼が彼女に貸したというパンを。
  67. 裁判官は犬に証人はいるのかと尋ねた。
  68. 彼は二者いると答えた。ひとつはトビ、もうひとつはオオカミだ。
  69. トビとオオカミはやってきて、犬が言っていることは真実であると誓って話した。
  70. あなたはどうしてトビもオオカミもそんなことをしたのかがわかるだろうか?
  71. なぜなら、雌羊が命を失った場合、分け前をもらえるだろうと期待していたからである。
  72. すると、裁判官は呼び出した雌羊に対して、なぜ犬が与えたパンを否定するのかと聞いた。
  73. そのことについて、なぜほとんど価値のないことのために嘘をついたのか、と。
  74. 状況が悪くなる前に雌羊はパンを返さねばならなかった。
  75. かわいそうな雌羊は返せるものがなく、自分の羊毛を売る必要があった。chétif: pitoyable, misérable, malheureux.
  76. 冬になって、雌羊は凍え死んだ。
  77. 犬はそこにやってきて、羊毛を持って行った。トビも別の場所を持って行った。それからオオカミがやってきた。オオカミはみんなで肉を分け合うのを待ち侘びていた。なぜなら、食糧に苦しんでいたからだ。
  78. 雌羊はもう生きていない。飼い主は雌羊を完全に失ってしまった。
  79. この例は次のことを私たちに示そうとしている。
  80. 私はそのことを多くの人間について証明することができる。嘘や裏切りによって貧しい人に弁論させる人間についてである。
  81. 彼らはしばしば偽の証人を連れてきて、貧しい存在の所有物を報酬として与える。
  82. かわいそうな存在がどうなるかは重要ではなく、分け前を得ることが重要なのである。las: Malheureux, misérable.
  83. 5. 犬とチーズ。
  84. あるとき、あなたにこれを話すが、ある犬が橋を渡っていた。
  85. 口にはチーズを咥えていた。
  86. 小さな橋の中央にやってきたとき、ponceau: petit pont.
  87. チーズの影が水の中に見えた。
  88. 心の奥底で両方のチーズが欲しいと考えた。dans son for intérieur: 心の奥底で。
  89. すると、犬は貪欲だったので、水に飛び込み、口を開けて、チーズを落としてしまった。
  90. 陰が見えた。もうひとつ陰があった。
  91. 犬はチーズを失ってしまったのである。
  92. つまり、なんでも欲しがる者は行動を改めるべきであるということだ。selent: souloir (= avoir coutume de). se chastier: sec corriger, s'amender.
  93. もらえるもの以上を欲する人は、自分のせいでそれを失ってしまう。se recroire: se laisser.
  94. なぜなら、自分の持っているものをしばしば失い、他者から何も得ないからである。
  95. 6. 太陽の結婚
  96. ここでは太陽が妻をめとることを望んだ話をしよう。
  97. あらゆる生き物にそのことを伝え、それぞれに準備するように伝えた。se pourvoir: se préparer.
  98. 生き物たちは集合し、運命の神のもとへ行き、太陽が妻をめとることについての助言を求めていることについて説明した。
  99. 運命の神は彼らに、この要求について、自分が抱いている意見に従って真実を語ることを命じた。
  100. もっともよく知っている者がこう話した。
  101. こう言った。「夏の季節には、太陽はとても暑くなり、植物は実を結ばず、土地や草を乾かしてしまいます。」
  102. 「太陽がさらなる力を得て、思い通りの伴侶を得たならば、何者も耐えることができず、太陽のもとで生活し生き延びることはできないでしょう。」
  103. 運命の神は返答した。「あなたは真実を述べました。太陽は長いあいだそうであったようにしておきましょう。」
  104. 「なぜなら、私によってさらに強くすることはないからです。」
  105. このように、この話は悪い主人を持つ多くの人たちに対して、主人を強めたり、知性や財産によって自分たちよりも強い者に付き添わせてはならないと助言する。chastier: corriger.
  106. むしろ、可能なかぎり、そうなるのを防ぐべきである。
  107. 主人が強くなればなるほど、主人は彼らを苦しめる。
  108. 主人はつねに悪意をもって見張っている。un guet-apens: 待ち伏せ、不意打ち。

le lundi quinze septembre deux mille vingt-cinq

Le diable au corps

  1. Je pouvais me servir moins innocemment de cette clef. (p. 59)
  2. Moi qui goûtais d'avance l'effroi de Marthe quand j'entrerais dans sa chambre, je pensais maintenant à ces éclats de rire en voyant paraître ce Prince Charmant, un panier de ménagère à son bras.(p. 59)
  3. Je n'avais pas mis mes bottines afin d'escalader le mur le plus silencieusement possible.(p. 60)
  4. Ensuite, il me fallait escalader le mur pour ne point ébranler la cloche de la grille. (p. 60)
  5. Ce mur était garni de tuiles à son faîte. (p. 60)
  6. J'hésitai longtemps, plus pâle qu'un homme qui pose une cartouche de dynamite. Je cachai tout de même mes victuailles. (pp. 60-61)
  7. Je traversai le petit jardin sur la pointe de pieds, puis montai les marches du perron. (p. 61)
  8. Je butai dans l'antichambre contre le porte-parapluies. Je craignais de prendre les sonnettes pour les commutateurs. (p. 61)
  1. 私はこの鍵を、もう少し悪意をもって使うことができた。innocemment: /i-nɔ-sa-mɑ̃/.
  2. マルトの部屋に入ったときに彼女が味わう恐怖を、私は前もって楽しんでいたが、今では、この王子様が片腕に主婦の買い物かごを提げて現れるのを見て笑い声が上がることを思っていた。Prince Charmant: 〘皮肉に〙 (おとぎ話の)すてきな王子様;(若い女性の)あこがれの男性.
  3. できるだけ静かに塀をよじ登るために、私はブーツを履かなかった。
  4. それから、門扉の鐘を揺らさないように、私は塀をよじ登らなければならなかった。
  5. その塀は頂上に瓦が並べられていた。
  6. 私は長いあいだためらった。ダイナマイトの筒を仕掛ける男よりも青ざめていた。 それでも結局は、自分の食料を隠した。
  7. 私はつま先立ちで小さな庭を横切り、それから玄関の階段を上った。
  8. 私は玄関広間で傘立てにつまずいた。呼び鈴を電灯のスイッチと間違えて押してしまうのではないかと恐れていた。

le dimanche vingt-quatre août deux mille vingt-cinq

Les fables

  1. エピローグ
  2. 私がフランス語で作り、書いたこの本の最後に、参考までに私の名前を述べておこう。
  3. 私はマリーという名をもち、フランスの出身である。
  4. 多くの聖職者が私の仕事を引き受けることはありうるが、私はだれにもそれを頼みたくない。
  5. 自分自身を忘れた人は狂ったように振る舞ってしまう。
  6. いかなる王国と比較しても一番勇敢なギヨーム伯に対する愛により、本書を制作すること、英語からフランス語に翻訳することを始めた。
  7. 人は本書をイソップと呼ぶ。彼が本書を翻訳し、書かせたのである。彼は本書をギリシア語からラテン語に置き換えた。
  8. アルフレッド王は本書を非常に気に入り、今度は英語に翻訳した。
  9. そして、私はそれをフランス語の韻文で書きなおした。私にできるかぎり正確なやりかたで。
  10. いまや私は全能の神に対して祈りを捧げる。自分の魂をそれに委ねるほどに私が仕事に専念することができるように、と。
  11. プロローグ
  12. 教養について知る人は良い本、良い著作、手本、箴言を心に留めるであろう。それらは哲学者が見つけ、文字に起こし、人々に伝えようとしたものである。
  13. 彼らは自分が聞いた良い格言を教訓として記した。良い志をもつ人がより優れた人になれるように。昔の父親がやっていたことである。
  14. (ローマ) 王であったロームルスは自分の息子に対して書き、送り、人が騙そうとするのに対してどう注意すべきかを事例によって示した。
  15. イソップはどんな人かやどんな性格かを知っている自分の主人に対して、自分で作り、ギリシア語からラテン語に翻訳した寓話を書いた。
  16. 多くの人は彼がそのような仕事に自分の能力をあてたことに驚いた。
  17. しかし、教訓とそれに続く物語りがないようなおかしな寓話はない。そこに物語りのすべてがあるのだから。
  18. 韻文を作らなければならなかった私には、そこにある数々のことばを表現することはできなかった。
  19. それにもかかわらず、騎士道の花、教訓の花、雅の花であるものが私に命じる。
  20. ある人が私に仕事を依頼したならば、私はその願いに応えるための努力や苦労を怠るなんてことをしたくない。そのせいでだれが私をみっともないとみなそうとも。
  21. 私はイソップが書いた、自分の主人に向けて言った最初の寓話から始めよう。
  22. 1. ニワトリと貴重な石
  23. 堆肥のうえにのぼり、それを削るニワトリの話。
  24. ニワトリは本能に従って、いつものやり方で食べ物を探した。
  25. 貴重な石を見つけ、キレイだったので目を奪われた。
  26. 彼はこう言った。「私はこの堆肥で食べ物を探そうと思った。ところが、ここで石が見つかった。」
  27. 「しかし、それは私にとって大切になりえるものではない。」
  28. 「もし、金持ちの人間があなたに出会ったならば、金でもってあなたを飾りつけ、非常な輝かしさをもつ金によってあなたをますます美しくすることを私は知っている。
  29. 「私があなたを欲しているわけではないいま、あなたは私からいかなる恩恵も得られないであろう。」
  30. いかなるものも自分の望みに合わないならば、ニワトリと石と同じようなことがほかの多くの人たちにもいえる。
  31. 我々は男性や女性についてそれをよく見てきた。彼らは善や名誉を大切にしない。悪いものを選び取り、良いものを軽んじてしまう。
  32. 2. オオカミとコヒツジ
  33. ここでは、川で水を飲んでいたオオカミとコヒツジの話をする。
  34. オオカミは水源で水を飲んでており、コヒツジは下流にいた。
  35. オオカミは非常に怒りっぽく、イライラしながら話かけた。怒りながらコヒツジに声をかけた。
  36. 「お前は本当に腹立たしい。」とオオカミは言った。
  37. 「ご主人、なぜでしょうか。」とコヒツジは返した。
  38. 「わからないのか。お前がこの水を汚すから、満足に水を飲むことができないんだ。」
  39. 「ここを立ち去ろうかと考えている、せっかく喉が渇いて死にそうになりながら、ここまで来たというのに。」
  40. すると、コヒツジは答えた。「あなたは上流で飲んでいるではないですか。」
  41. 「私が飲んでいるものはあなたのいるところから来ているのですよ。」
  42. 「何を! 口答えをするのか。」とオオカミはコヒツジに言った。
  43. コヒツジは「そんなつもりはありません。」と言った。
  44. オオカミは「私は真実を知っている。」と言った。
  45. 「お前の父親はこの水源で、私が一緒にいるときに同じことをやった。」
  46. 「いまとなっては六ヶ月まえのことだ。私が思うに。」
  47. コヒツジは言った。「あなたはなぜそれについて私を避難するのですか。」
  48. 「私が思うに、私は当時生まれてすらいませんよ。」
  49. 「だから、何だというのか?」とオオカミは言った。
  50. 「お前はいま私に口答えし、すべできないことをした。」
  51. すると、オオカミはコヒツジを捕らえて、歯で首を絞め、殺した。
  52. これは裕福な主人、副伯、裁判官が自分の正義の支配下にある人たちに対してやることである。
  53. 彼らを陥れるために無理やり虚偽の口実を見つける。
  54. しばしば彼らを裁判に呼び、肉も皮も奪うのである。オオカミがコヒツジにそうしたように。
  55. 3. ネズミとカエル
  56. 文献の文字に従って、努力と巧みさによって風車で暮らしていたネズミの話をしよう。
  57. 例として私はあなたにこの話をしよう。ある日、戸口に座り、ヒゲを整え、両足の毛を繕っていたネズミの話である。
  58. 女王がネズミのまえを通り過ぎた。
  59. 偶然が導くように、ネズミは自分の話し方で、彼女がその家の女主人であるかどうかを尋ねた。彼女はそのように振る舞っていたのだ。
  60. そして、彼女は自分が何者かを話した。
  61. ネズミは答えた。「ご婦人よ、私が支配権を得てから長い時間が経ちました。」
  62. 「この建物は私の支配下にあります。なぜなら、私はそこらじゅうの穴に昼も夜もとどまり、走り回り、好きなことをすることができるのですから。」
  63. 「今日は私とともに泊まってください。」
  64. 「私は誓ってあなたにそのことを示しましょう。とても快適なワラのうえで。」
  65. 「あなたの気に入らないものは何ひとつありません。」
  66. 「農夫たちに残った小麦の粉や粒がたくさん手に入ります。」
  67. 女王は願いに応じてやってきた。
  68. ネズミと女王は石のうえに座り、邪魔や危険なしに食べるものをたくさん見つけた。
  69. ネズミは親しみによって女王に食事について尋ねた。
  70. それについてどう思うか、本当のことを言ってほしい、と。
  71. 女王はこう述べた。「けっして嘘はつかないです。」
  72. 「もし水に濡れていたら、よく準備されていたことでしょう。」
  73. 「あの草地の真ん中にある池にいたら、とても美しかったことでしょう。」
  74. 「私の住まいはそこにあるのです。良き友よ、そこに行きましょう。」
  75. 「そこなら、あなたは喜びと楽しみを得られることでしょう。」
  76. 「私が思うに、この風車に戻ろうという気にはならないでしょう。」
  77. ネズミは女王の策略によってそれを約束し、女王の言葉によってへつらい、彼女を信じて愚かにもそうしてしまった。

le lundi dix-huit août deux mille vingt-cinq

Le diable au corps

  1. Et Jacques l'aimait toujours davantage.
  2. Aussi n'accusait-il que lui, la suppliant seulement de lui expliquer quel mal il avait pu lui faire :
  3. Les jours où elle ne m'accompagnait pas à Paris, Marthe, nue sous un peignoir, attendait que je revinsse de mes cours de dessin, étendue devant la cheminée où brûlait toujours l'olivier de ses beaux-parents.
  4. Dans ma joie, je faillis faire un calembour, moi qui n'en faisais jamais.
  1. そしてジャックは彼女をますます愛した。
  2. だから彼はただ自分を責めるばかりで、彼女に対しては、ただ自分がいったいどんな悪事を彼女に働いたのか説明してほしいと懇願するだけだった。
  3. パリまで同行しない日、マルトはガウンの下に裸のまま、私がデッサンの授業から戻るのを待っていた。彼女はいつも義両親のオリーブが燃えている暖炉の前に横たわっていた。revinsse: /ʁə.vɛ̃s/.
  4. 喜びのあまり、駄洒落を言いそうになった。私は普段は決して駄洒落など言わないのに。